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毎日書く訓練

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

万事快調(26)

2024/01/29 日記ってわけではないんだけど、残業で、たぶん明日も残業で小説は書けなさそう、でも頑張って書こうとは思ってるけど(明日の話ね)書けないかもしれないので今日も書いとく。罪悪感薄めるため? べつに一日二日書かなかったからといってどうっ…

万事快調(25)

2024/01/27 最初はゴダール映画史を読んで書き始めた小説だが、最近は『残光』を読んでいるのでその話が出てくる。保坂和志のイベントばっかり参加していてまたニ月の小説的思考塾の案内が来て、めちゃくちゃ保坂和志の顔ばかり見ている気がする。次回は、だ…

万事快調(24)

2024/01/26 ヒムカのノート。小さい字でびっしり埋まったノート——ぼくにとって神秘主義とはそのノートだった。背が黒で灰色の表紙の薄いノート。それが数十冊あった。さまざまな本から書き写したもので、ヒムカは昔の人が神聖な書物をそうしたようにそれを書…

万事快調(23)

2024/01/25 松本人志は好きだし、なんで?って理由を聞かれてもわからないけれど天才だと思っていたけれど、Twitterなどで(おもにTwitterか)松本人志がいなくなったら日本のテレビは終わる、と言っている人もいるけれど、わたしはそういう危機感はまったく…

万事快調(22)

2024/01/24 以前向井かけるさんが、 毎日決まったひとの日記を読めるというのは、なかなかに良いものです。 と書いていて、まったくその通りというか、正直読まなくてもいい。今日もあいつは更新している、書いている、ということがわかればいい。読んでいる…

万事快調(21)

2024/01/23 きのうは会社を早退して、高円寺の保坂ゼミに出る。ニ回目である。一回目のときに、 こんどは今日来られなかった人優先で という話をしていたから、次参加できるのは四回目、五回目かな、と考えていたら、参加の案内のメールを菊池さんにいただい…

万事快調(20)

2024/01/21 人が殺される夢やねん、 うん 年明けてそんなんばっか……でもないか、それしか、悪い夢しか覚えてない、良い夢、覚えてない 会話を書こうとしても、これ以上進まない。でもここで考える、絞り出さないといけない、 絞り出すのが小説ですよ 演劇を…

万事快調(19)

2024/01/20 小島信夫『残光』、 ここでボクの眼はいよいよカスンできて紙に書いていることは分っているが、さっきから、書いている字が読めない。しばらくベッドに横になって眼を休めることにする。今ボクは、トークの会場にいるのか、トークは一月も二月も…

万事快調(18)

2024/01/18 私はたとえば、言うべきことをほとんどもっていないときにかぎって、あれこれ多くのことをしゃべってしまいます。すると人々は、あいつは言うべきことをたくさんもっていると考えてしまうのですが、でも実際は、その反対なのです。そうした場合の…

万事快調(17)

2024/01/17 「うるせえな、こんこんこんこん」 店にはわたしたちと、向こうの席、入り口に近い席に初老のおばちゃんが座っていて、ずっとすスマホをいじっていた。喉になにか詰まっているのか、というよりもたぶんそれは癖になってしまっているんだけれど、…

万事快調(16)

2024/01/16 誕生日を迎え二十七歳になる。父に、 おっさんじゃん と言われ、 誰が言ってんだよ と返す。ひとり暮らしを始めてから父との関係を良くなったと思う。ちょっとそのことを書いておこうか、父は良い父だ、子どもを想い、家族想いの良い父だ。しかし…

万事快調(15)

2024/01/15 年明けてすぐに書き始めた小説も、今のところまだまだ続きそうなので、そもそも小説はつながっているものだっていうのが思い込みで、その日その日に思いついたことを書き連ねていけばいいんじゃないか。あとで、第一稿を書いているときにはわから…

万事快調(14)

2024/01/14 普通に文章が書きたい。前に書いたかもしれないが、文章を書くことでは鍛えられない。読むことでいちばん鍛えられる。書いてもしょうがないということではなくて、こんなことを四年もつづけていて、多少は上手くなったのかなと考えたときに、上手…

万事快調(13)

2024/01/13 ケイタに、 安堂がふだんなに考えてるのか、安堂が見てる世界を小説で見たい と言われてずっと考えている。保坂和志も、 小説ってのはストーリーがいいとか筋がいいとかじゃなくて、その人が世界に触れあってる感じとかを書くもので と言っていて…

万事快調(12)

2024/01/12 マヌケなサイレンが聞こえて顔に陽の光があたって起きる。この部屋は一日に一度しか、わたしが暮らしている部屋は一階だけれど、実際は半地下なので、となりの家の塀の上から陽が差し込んで、冷蔵庫のよこの窓から入ってくると、その先に寝ている…

万事快調(11)

2024/01/11 「私は小説を書こうとする。書き上がるかどうかどうでもいい。とにかくそれは小説を書こうとしている間の私の生活であり、私が見たり話したりする人たちであり、小説を書こうとしてる私の姿である。」 なんどでも引用したい、心の中で唱えたいと…

万事快調(10)

2024/01/10 表に出さないようにしていたけれどあの発言はやっぱり許せなかった。「私は差別とかしないよ」ってなんだよ。差別なんてわざとやるもんじゃない。これはすごく反省で、なんとなく雑談がいつも下ネタの方に行ってしまう、最初はそれが楽しかったし…

万事快調(9)

2024/01/09 ゴダール映画史、「映画史」という映画もあるらしいけれどわたしが読んでいるのはちくま文庫から出ているその「映画史」を作るとき書いていた(講演していた?)文章で、ゴダールを意識したのは坂口恭平と山下澄人がスペースで話をしているときだ…

万事快調(8)

2024/01/08 つづきは書けなさそう、というか、いままでもつながっていた(つづきになっていたのか?)のかわからない、一日ためしてみたけれど書けそうになかったので、なんでもいいから、とにかく書くことにする。 なんでもいいから書く、もう、急いで書く…

万事快調(7)

2024/01/07 新宿のホテルを出て駅の方には行かず、そこは初めて行く場所だったからどっちが駅なのかもわからなかった。なんとなくこっちかなと歩いて行った方向は行きに歩いた道とは違う道で、歩いているときにはそれはわからず、ずいぶん行ってから違うこと…

万事快調(6)

2024/01/06 山下澄人さんはちょっと前からYouTubeを始めて、でもそんな「ユーチューバー」みたいな感じではない、運営は別の人がやっているのかもしれない。投稿されている動画は「ラボ」と呼ばれている、演劇塾? 参加者はどれくらいいるのかわからない、わ…

万事快調(5)

2024/01/05 カサブタは治りかけているが治っているので、もう傷口は見えない、というか治っている、あっという間に治った、ついおとといだたしか、まだ二日しか経っていないのに治った、本当は治っていないのに治っていると思い込んでいるんじゃないか、もっ…

万事快調(4)

2024/01/04 でかけたわたしは最近気づいたが電車の中にはわりと本を読んでいる人が多い。スマホ派は圧倒的多数なんだけど、その中にポツポツ、っとひと車両の中に三人か、多くて四人ぐらいいる。スマホと相対する形で本が語られるのはやだなと、現代芸術家の…

万事快調(3)

2024/01/03 祖母、妹、わたしの三人で大月に行ったことがある。小学校低学年、二つ離れている妹は保育園生だったかもしれない、わたしたちは保育園に通っていた。父方の祖父母はニ人とも山梨県大月の出身で、結婚なのか付き合っていたときに上京したのか、そ…

万事快調(2)

2024/01/02 ゴダール映画史を、さいごに新宿に行ったのは三十日だからそのときに買ってすこしずつ読み進めているけれどほんとうにすこしづつだ。べつに早く読めた方がいいとも思わないけれど、コレなんです、俺も文章書くとこうなるんだけど、いろんな例を出…

2024/01/01(万事快調(1))

「2023/12/31 渋谷区は渋谷駅前ハチ公の周辺を封鎖、スクランブル交差点を見渡せる連絡通路に目張り、電車は終日運転、さすが大晦日から元旦だな。」 書いていたがまた新しいのを実家から家に帰ってから書き始めて投稿した。 内容はなんでもいい。 ご飯を食…

2023/12/31

きのうの日記で「あ」しか書いてないのはきのうケイタとそんな話をしたからだ。 このまえ会ったときに日記渡したじゃん、 うん べつに読まなくていいんだけど、読んだ? 最初の三ページくらい読んだ 三ページくらい読んでくれた うん 日記って興味ある? 俺…