2024/02/08
一ヵ月書き連ねていた小説は行き詰まったのでそこでストップした。手を動かすこともそれと一緒にストップしてしまったのだけど、これは「毎日書く訓練」なので、なんとかひねり出すことにする。
小説が進まないことに対して「いいのかな……」という不安・焦りはあるが、焦ってもしょうがない、『残光』はその年の夏から秋にかけて書かれ(枚数は三百から四百枚)、翌年の一月に刊行された。すくなくともそれぐらいの時間はかかるもので、まだ一ヵ月しか経っていない。夏ぐらいに完成すればいいんじゃないですか?
Nさんが、
ピンフ君にとっては〇〇って問題と、ボクにとっての〇〇って問題が、解決はしないかもしれないけど『残光』の中にはそのヒントがあると思うので
と言っていたのはニ軒目の飲み屋だった。帰りぎわ、わたしはレバー(焼鳥を注文していた)が食べられなくて、Nさんが、
おいしいですよ
と言うからひと口食べてみたけれど食べられなかった。Nさんはお好きだそうだった。
よかったらいかがですか
と聞けばよかったのかもしれないけれど、会うのは三回目とはいえ、初めて食事をきちんとする相手に食いさしを差し出すのは気が引けるで、そのままになった。
小説的思考塾で会った瀧本さん(これ以降はTさんとする)も『万事快調』の方に出ていただいているが、
安堂さんタバコ吸いますか?
わたしに対していろいろ呼び方があって申し訳ないけれど同じ人です。