2024/02/07
小説のほうはなんとなく停止している、もうちょっと違うことを書きたくなっているが、たぶん飽きたんだと思う。
ただこうして書いたときに、虚構性が強いといろんなことができる。いや、今の時点でいろんなことをしてもいいんじゃないか、しかしそうなるとどの方向にも行けるからまた迷ってしまう。何をどうしたらいいのか、わかりやすく人が死んだりしてもしょうがない。
何を書こうか、ただ方向は見えた。モデルにしている人は実在しているけれど、まったく違うことというか、まったく違う書き方を、あくまでも彼らはこういう名を与えられた役者であって、普段はこういう性格だけどそれと同じことをさせても面白くないわけで、ちょっと違うことをさせてみたくなる。たぶんそれが小島信夫の書き方で、今出てきている人はK、T、N、I、H、Y、Y、O、それぐらいか。
「ちょっと本日お休みをいただきます」
たしかに俺の見ている世界は出ているのかもしれない、あっ、あとMさんもいた。出ているのかもしれないけれど、そういうところじゃないとこれで書きたくなってきて、『残光』もあれはどうやら本当にあったことをそのまま書いているわけではなさそうで、山下澄人が台本を書いているときと同じように、この人にこの役を、この役をやらせるならこの人だなって想定はしているけれど、別にその人本人をそのままやらせているわけではない。あくまでもそれは「役」であって、その人そのものを書いているわけではない。その辺の、行ってこい、行ってこい感をもうちょっと出したい。正直今のままではそのまま書いているからだんだんそれに飽きてきていて、『残光』と『FICTION』を読んでいて、その感じじゃない感じで書きたいと思い始めている。
だからちょっとお休み?
というか一旦紙に出力して、もっとその人のことを深く書いてみたらいいんじゃないか
なんとなくスエナガのことを思い出したりしている
スエナガはわたしが一度小説には書いているけれど思い出話をちょっとしただけなので、そうじゃない形で小説に出てもらいたい
いいですか?
いいよ
なんか今思い出していた、いや思い出話はいいかな。とにかく書き続けてはみます。こういうときに書いていることがおもしろいのかもしれない。そうは言いながらもう三枚分くらいは書いているわけだし