PINFU

毎日書く訓練

2023/12/14

「2023/12/10
 思い出した。去年の日記祭」

 日記を書いたり書かなかったりしている。
 一応熱は引いたが体のだるさは抜けない。今朝はものすごくだるかった。休みたかったがもう休ませてもらってるし、まあ、と踏ん張って行った。きのうも言われたが職場の人に、なんか目がヘンで、
「きょうもちょっと目元がヘンだね」
 と言われる。腫れぼったいというか、ぱっちり開かないで、眼球の奥の筋肉がこわばっている気がする。ときたまマッサージをしてやる。なんの熱なのか。母親からはLINEで、
「回復したようでよかった。疲れが出たのかもね」
 と言われた。それでいうとわたしが小五のとき、家を新築したので母方の祖父母と従兄弟(従兄弟は二人いるけれど来たのは弟の方だけだった)と、祖母の姉ちゃん、だからわたしから見るとなんて言うんだろう、めんどくさいので調べない、が新築を見に東京に熊本から来たことがある。
 東京観光でディズニーランドにも行ったんだけど、その帰り、従兄弟は車の中でゲロを吐いた。それを見て小五のわたしは、
「疲れが出たんだ!」
 と言った。なんで疲れが出るとゲロが出るのか。よくわかんない。というかその「疲れが出たんだ」って言葉を言いたかった。だから言った。
 大人の真似して言ったら、あとで考えたら超恥ずかしいことがたくさんある。今は書かない。
 とにかく、今週一週間、下手したら来週もずっとこんな感じでしんどいかもしれない。やだなー。
 良かれと思ったことをやって、
「こっちの方が良い方法だったと思うよ」
 と言われると、なんか、この行き場のない感情というか、でもこの行き場のない感情に「行き場のない感情」という行き場所を与えた人はすごい。おかげで行き場があります!
 とにかくしんどいので、しんどいときこそなんか書こうと書いてます。
 だんだん元気になってきました。
 松平健のパルコのCMにまたしても、「高熱で見る夢みたい」と感想書いてるやつがいるけど、高熱ではそんな夢は見ない。俺が見てたのはね、木の枝みたいなのが茶色いネチョネチョした液みたいなのが絡みついてて、それがぐるぐる回ってる夢で、回ってるうちに粘液の性質が変わってきて、はじめの話まわり方とは違ってくる。それがおもしろかった。

 もうちょっと書こう。

 一昨日、きのう、と山下澄人『FICTION』のさいしょの「象使い」を読んだ。さいごの、
「明日で終わるかもしれないが五十年ある。」
 これはいい言葉だ。明日で終わったとしても五十年あるんだよ。そういうふうに、明日死ぬかもしれないから今を生きましょうって生き方もわかるけど、その時間を湯水のように使う感じ。
「明日で終わるかもしれないが五十年ある。」
 五十年あるんだもん。まだ五十年あるんだもん、使うでしょ? って。